ダイエットしたい・・でも思っているだけで、全然実行できていない。。
心の中では「明日からダイエットする!」って宣言したのに、明日になるとつい先延ばしにしてしまっている。
あなたも心当たりありませんか?
ダイエットってすぐに結果が出ない、長期戦になるイメージがあるので、始めるまでのハードルが高かったりしますよね。
- 【具沢山スープ+ごはん】のダイエット方法
- 具体的なメニューの考え方
- ダイエット続けたら実感できること
- 3日間ダイエットした後の食事について
この記事では、3日で結果を実感できる【具沢山スープ+ごはん】を食べるダイエット方法を、管理栄養士の資格を持つ、栄養コーチふみがを丁寧に解説します。
3日で実感!【具沢山スープ+ごはん】ダイエットとは?

ご紹介するダイエット方法は「具沢山スープ」と「ごはん」を朝食、昼食、夕食と3食、3日間食べるというもの。
この方法は、比較的、食事のバランスを保ちながら、カロリーを調整しやすいので、ダイエットのことがよくわからない方におすすめの方法です。
また、食事量もしっかりとれるので満足感が得やすく、無理なく3日間続けることができますよ。
そして用意するのはごはんと、あとはスープを作るだけ。
自炊が苦手、食事を作る時間がない忙しい方も安心して始めることができます。
【3日間、具沢山スープ+ごはんのダイエットの特徴】
- 栄養バランスが比較的とりやすいためダイエット初心者におすすめ
- 食事量をしっかりとれるので満足感を得やすい
- ごはんを用意して作るのはスープだけだから手軽
3日間【具沢山スープ+ごはん】ダイエットはいつ実行する?

具沢山スープとごはんを朝食、昼食、夕食と3日間食べるダイエット。
いつ実行しようかな?っと迷っているなら、祝日含め休みが3日以上続くときや、食事が自由に選びやすい在宅勤務のときにするのがおすすめ。
平日、仕事があるときに、3日間ダイエットを計画している方は、昼食にスープを持参するのもいいと思います。
スープを持ち運べる、ホットジャーといったステンレスの容器があります。その容器に入れておくと昼食の時間まで熱々を保てますよ。
ちなみに、冷たいスープを入れると、ちゃんと冷たいまま保つことができます。暑い季節も活躍しますね。
あとは、プラスでおにぎりを持っていく。簡単に【具沢山スープ+ごはん】の昼食を用意できます。
※ごはんを雑穀米に変えると、栄養価が上がりおすすめです。炊飯の時に雑穀ミックスを追加するだけで簡単なので、より健康的にダイエットしたい方は、雑穀米にするといいですよ。

【具沢山スープ+ごはん】ダイエットメニューの考え方

具沢山スープは、2つに分けたグループから食材を選び、好きな味付けで作っていきます。
次の項目の「具沢山スープの作り方」で、詳しく説明しますね。
ごはんの量は、お茶碗1杯分を目安にしてください。
お茶碗は、あなたの手をすぼめたぐらいの大きさが、ちょうど良いサイズになります。
水をすくうとき手をすぼめますよね。そこに、ごはんが入るイメージです。
あなたに合ったお茶碗のサイズで、1杯分ごはんを食べてくださいね。
材料について
具沢山スープの材料は、大きく2つのグループに分かれます。
「たんぱく質グループ」と「ビタミン、ミネラル、食物繊維グループ」です。
そして、この2つのグループから、それぞれ食材を選んでいきます。
グループ1の「たんぱく質グループ」は、次のような食材があります。
【グループ1】
- 肉類(鶏肉、豚肉、牛肉など)
- 魚類(スープには白身魚が合いますよ。)
- 魚介類(ホタテ、あさり、たこ、いか、えびなど)
- 卵
- 豆腐
グループ2の「ビタミン、ミネラル、食物繊維グループ」は、次のような食材があります。
【グループ2】
- 野菜(キャベツ、白菜、人参、ブロッコリー、玉ねぎなど)
- きのこ(しいたけ、しめじ、えのき、エリンギなど)
- 海藻(わかめ、昆布、ひじきなど)
一食分のスープに、グループ1とグループ2、両方の食材を入れてくださいね。
量について
一食分は、小どんぶりくらいに入る量にしましょう。
そして食材は、グループ1とグループ2の割合を、1 : 3ぐらいにしてくださいね。
グループ1 : グループ2 = 1 : 3
味付けについて
味付けは、和風しょうゆ味や味噌、コンソメ、鶏がら、トマト風味などいろいろ楽しんでOKです。
具材の旨みがしっかりスープに溶け出すから、味付けは薄めで大丈夫!
味付けが濃いと、塩分のとり過ぎになってしまいます。
また市販のシチューやカレーの素を使うと、糖質や脂質が多くなるので注意が必要です。
もしカレー味にするなら、鶏がらスープにカレースパイスを効かせるといいですよ。
味付けは薄めにつける。
→ 濃いと塩分が過剰になるため。
市販のシチューやカレールーは控える。
→ 糖質や脂質が多くなるため。
【具沢山スープ+ごはん】ダイエット、3日後の変化

具沢山スープとごはんの食事を3日間続けると、からだとココロに変化が現れます。
特に、次のような悩みや食生活をしていた方は、変化を強く感じるようです。
- ストレスからのどか食いに悩んでいた。
- 甘いお菓子やポテトチップが食べたら止まらなくなる。
- こってり系の洋食、中華や唐揚げ、焼肉、餃子などが大好き。
どのような変化があるかは、次の項目で詳しく解説しますね。
からだの変化
普段からこってり系のものを食べていた方は、この3日間は摂取するカロリーが少なくなっていたため、体重が少し減っているのではないでしょうか。
また具沢山スープで、しっかり食物繊維と水分がとれていたので、便秘だった方はお通じに変化を感じたかもしれません。
【からだの変化】
体重が少し減っていたり、お通じがよくなっていたり。そんな変化を感じる方がいます。
ココロの変化
3日間、あっさり味のスープのおいしさに「ホッ」と癒されていたあなた。
そうなると、もうこってり味の料理や甘いお菓子、ポテトチップなど、欲しいと思わなくなっているのではないでしょうか?
また、血糖の急激な変動がないような、優しい食事をしていたので、からだの調子が整い、それによってココロも安定してきていると思います。
ストレスやイライラも、以前より感じないようになっているかもしれませんね。
【ココロの変化】
こってり系の食べ物が自然と欲しくなくなり、からだの調子が整いココロの安定を感じる方がいます。
3日間ダイエットをしたあとの食事について

3日間、具沢山スープとごはんを食べるダイエットをして、からだとココロに変化を感じたあなた。
でも、この後の食事をどうしたらいいか疑問に思いますよね。
このまま、具沢山スープとごはんの食事を、続けもいいのかな?っと思うかもしれませんが、この食事をずっと続けるのはおすすめしません。
具沢山スープとごはんを食べるダイエット。長期間、続けるのはおすすめしません。
確かに、具沢山スープとごはんの食事は、比較的、栄養のバランスがとりやすく、カロリーも抑えられます。
しかし、長い目でみたときは、やはり不足する栄養が出てきてしまいます。
例えば、生で食べる野菜、フルーツ、魚(青魚など)は、スープではとれなかったり、とりにくかったりしますよね。
【とりにくい食品がある・・】
- 生で食べる野菜
- フルーツ
- 魚(青魚など)
また、具沢山スープとごはんだけでは、食事としての楽しみもなくなってしまいます。
食事は、ただ栄養をとり入れるだけでなく、楽しむという役割も大きいですよね。
ダイエットを実行したあとは、これまでの3日間を活かして、次の2つのことを食事で意識するといいですよ。
2つのグループが食事に入っているかチェック
一回の食事で、グループ1、グループ2の両方の食材が入るように意識してみましょう。
例えば、丼物や麺類だと、2つのグループのどちらかがだったり、どちらもだったりが欠けていることが多いです。
2つのグループが入っていなかった場合は、入れるように食事を改善してみましょう。
改善例を示すと、次のようになります。
【2つのグループを入れる改善例】
親子丼:サラダを追加してみる。
うどん:トッピングに温泉卵と小鉢(野菜の和え物など)を追加する。
※その分、親子丼やうどんは小盛りにする。
まずは3日間、具沢山スープとごはんでダイエットしてみよう
今回は、具沢山スープとごはんを3日間食る、ダイエット方法をお伝えしました。
ダイエットは、結果が出るまで長い期間かかるイメージがありますよね。
そのため、あなたも最初の一歩をなかなか踏み出せなかったのではないでしょうか。
具沢山スープとごはんを食べるダイエットは、3日間実行しただけで、体重や便通、食事の好みが変わったなど、実感する方がいらっしゃいますよ。
長く続けるような方法ではありませんが、これからダイエットを始める方のキッカケとして、ダイエット初心者にはいいのではないでしょうか。
始めるなら、食事の調整がしやすい祝日を含めた3連休の日、在宅勤務のときに実行するのがおすすめですよ。
ダイエット中のプチ相談も受け付けています。
